第5文型(SVOC)とは何か
第5文型は、
S(主語)+ V(動詞)+ O(目的語)+ C(補語)
という形をとります。
- O には名詞
- C には名詞・形容詞(場合によっては分詞・不定詞)
が来ます。
この文型の最大の特徴は、
O と C のあいだに「主語―述語」の関係がある
という点です。
目次
第5文型の基本構造
第5文型では、文の中心に次の関係があります。
O が C である / C する
つまり、
C は O の状態・立場・動作を説明する語句です。
また5文型は大きくわけると4つの意味に区分できます。
どれも超重要で、設問になることも多いので正確に覚える必要があります。
- O が C である型(O = C)
- C = to V 型(O が C するように)
- 使役動詞型(O に C させる)
- 知覚動詞型(O が C するのを知覚する)

① 「O が C である型」(O = C)
このタイプでは、O と C が、
意味的に「C が O の状態を表している」関係になります。
意味の整理(重要)
文の意味は、次の3つに集約できます。
- 「O を C の状態に V する」
- 「O を C であると V する」
- 「O を C であると思う」
O = C パターンの代表動詞
① O が C であると考える
- think
- consider
- believe
- find
例:
- I consider him (to be) honest.
(私は彼が正直だと考えている)
② O を C のままにする
- keep
- leave
- paint
例:
- Keep the door closed.
(ドアを閉めたままにしておきなさい)
③ O を C とする(呼称・任命)
- call
- name
- elect
- appoint
例:
- They elected him president.
(彼を大統領に選んだ)
② 「C = to V」 型
(S は O が C するように V する)
このタイプでは、
C が不定詞(to V)になり、
C は O が「これから行う動作」
を表します。
C = to V パターンの意味
S は O が C するように働きかける
① O に C させる(依頼・命令・助言)
- ask
- tell
- order
- advise
- persuade
- encourage
- require
例:
- She told him to leave.
(彼に立ち去るよう言った)
② O に C してほしい
- want
- would like
- expect
例:
- I want you to succeed.
(あなたに成功してほしい)
③ O が C する原因となる
- allow
- enable
- cause
例:
- This system allows users to work efficiently.
(この仕組みは利用者が効率よく働くことを可能にする)
④ O に C を無理やりさせる
- force
- oblige
- compel
→ O の意思に反する働きかけ
使役動詞
O が C する/C される関係を、S が引き起こす
という構造になります。
動詞によって、
- 強制(make)
- 許可(let)
- 依頼・手配(have)
といった 働きかけの強さや性質が異なります。
make(強制)
構文と意味
| Cの形 | 意味 |
|---|---|
| 動詞の原形(V) | O に C させる(強制) |
| 過去分詞(Vpp) | O が C される |
例文
- He made her cry.
(彼は彼女を泣かせた。) - He made himself understood.
(彼は自分の言っていることを相手に理解させた。)
【定型表現】
- make oneself understood
(自分の言うことを相手に分からせる) - make oneself heard
(自分の声を相手に届ける)
【受身】
- be made to V
(V させられる)
let(許可)
構文と意味
| Cの形 | 意味 |
|---|---|
| 動詞の原形(V) | O に C させてあげる(許可) |
例文
- Let me explain.
(説明させてください。)
have(依頼・経験・被害・完了)
構文と意味
| Cの形 | 意味 |
|---|---|
| 動詞の原形(V) | O に C してもらう(依頼) |
| 過去分詞(Vpp) | ・O を C してもらう ・O を C される(被害) ・O を C してしまう(完了) |
| 現在分詞(Ving) | O に C させておく |
例文
- I had him check the report.
(彼にその報告書を確認してもらった) - He had his wallet stolen.
(彼は財布を盗まれた)
知覚動詞
※ O が C するのを S が知覚する
see / watch / hear / listen to / feel / notice など
構文と意味
| Cの形 | 意味 |
|---|---|
| 動詞の原形(V) | O が C する一連の動作を見る/聞く |
| 現在分詞(Ving) | O が C している途中を見る/聞く |
| 過去分詞(Vpp) | O が C された状態を見る/聞く |
例文
- I saw him cross the street.
(彼が通りを渡るのを見た。) - I saw him crossing the street.
(彼が通りを渡っているところを見た。) - I saw him arrested.
(彼が逮捕されるのを見た。)
【受身】
| 形 | 説明 |
|---|---|
| be Vpp to V | O が C すると知覚される |
| be Vpp Ving | O が C していると知覚される |
例:
- He was seen to enter the building.
(彼はその建物に入るのを見られた。)
まとめ:第5文型理解
- 第5文型は O と C の主語―述語関係がすべて
- 「意味」で覚える文型ではない
- Cにどの形が来るのか正確に覚える



コメント