使役動詞 make
― C に何が来るかを押さえる ―
make は代表的な使役動詞であり、
O(目的語)と C(補語)の関係を正確に理解しているかが重要です。
make + O + C(動詞の原形)
基本構文
make + O + C(V)
意味
O に C させる(強制・不可避)
例文
The teacher made the students stay after school.
(先生は生徒たちを放課後居残らせた)
構造確認
- O = the students
- C = stay
👉 意味上
the students stay
という 主述関係 が成立しています。
make + O + C(Vpp過去分詞)
基本構文
make + O + C(Vpp)
意味
O が C される状態にする
※ これは「使役」というより
結果・状態変化を表す用法です。
例文
The news made him depressed.
(その知らせは彼を落ち込ませた)
She made herself understood.
(彼女は自分の言うことを相手に理解させた)
構造確認
- O = him / herself
- C = depressed / understood
👉 意味上
O is C
という 状態の主述関係 が成り立ちます。
重要な見方
- V(原形) → O が「行為」をする
- Vpp → O が「状態になる/される」
どちらも
O と C の主述関係は不変
【定型表現】make oneself + Vpp過去分詞
これらは make の「使役」ではなく「状態を作る」用法です。
入試では 意味と構造の両方が問われます。
make oneself understood
「自分の言うことを相手に分からせる」
例文
She spoke slowly to make herself understood.
(彼女は自分の言うことを分かってもらうために、ゆっくり話した)
構造確認
- oneself = O
- understood = C(過去分詞)
👉 意味上
oneself is understood
という 主述関係 が成立。
make oneself heard
「自分の声を届かせる/聞いてもらう」
例文
He raised his voice to make himself heard.
(彼は自分の声を届かせるために声を張り上げた)
構造確認
- himself = O
- heard = C(過去分詞)
👉 意味上
himself is heard
=「聞かれる状態になる」
まとめ
- make oneself understood
→「理解される状態にする」 - make oneself heard
→「聞かれる状態にする」
🔑イディオムとして覚えるのが一番効率がよい。
【受身の用法】be made to V
形
be made to V
🔑Cの部分には原型(不定詞)では、不定詞がくることが重要。
意味
V させられる
例文
He was made to apologize.
(彼は謝らされた)
なぜ to が必要か
能動:
make + O + V
受動:
O + be made to V
👉 もともとCにくる動詞の原形は、原形不定詞と呼ばれており、
受け身になると、原形不定詞は不定詞になる。
入試頻出ポイント
- 能動:make + O + V
- 受動:be made to V
この対応は
丸暗記レベルで必須
まとめ(make の全体像)
make の C 完全整理
- make + O + V
→ O に V させる(強制) - make + O + Vpp
→ O を Vpp の状態にする - make oneself + Vpp
→ 慣用表現(状態) - be made to V
→ V させられる(受身)
使役動詞のCのかたち
| 動詞 | C に来る形 |
|---|---|
| make | V / Vpp |
| let | V |
| have | V / Vpp / Ving |
| get | to V / Vpp / Ving |


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