S is to V という形を見ると、
「これは be to構文なのか、それとも第2文型なのか」と迷うことがあります。
どちらも be動詞 + to不定詞 の形なので見た目は似ていますが、意味の作り方は同じではありません。
この記事では、be to構文 と to V が補語Cになる第2文型 の違いを、できるだけわかりやすく整理します。
後半には例題もあるので確認してみてください。
結論
S is to V は、主に次の2つに分かれます。
1. be to構文
「これから……することになっている」
という意味を表す形です。
We are to meet at noon.
私たちは正午に会うことになっています。
この文では、are to meet がまとまって
「会う予定である」「会うことになっている」
という意味を表しています。
2. 第2文型(SVC)
この場合、to V は補語Cとして、主語Sの内容 を説明します。
My dream is to be a doctor.
私の夢は医者になることです。
この文では、to be a doctor が My dream の内容を表しています。
つまり、
My dream = to be a doctor
という関係が成り立っています。
to V が補語Cになるのはどんなときか
to V が補語Cになるときの主語S には、内容を後ろから説明しやすい名詞が来ます。
たとえば、次のような語です。
- dream
- goal
- purpose
- plan
- job
- role
- task
- duty
- policy
- problem
- aim
- hope
これらに共通するのは、「その中身は何か」 を述べやすいことです。
目的・目標を表す名詞が主語になる場合
My goal is to pass the exam.
私の目標はその試験に合格することです。
Their purpose is to help local students.
彼らの目的は地元の生徒を助けることです。
goal や purpose は、それ自体が
「何を目指すのか」
「何のためなのか」
という内容を必要とする名詞です。
そのため、後ろに to V を置いて内容を説明できます。
計画・夢・方針を表す名詞が主語になる場合
Our plan is to leave early.
私たちの計画は早く出発することです。
Her dream is to study abroad.
彼女の夢は留学することです。
Our policy is to avoid unnecessary spending.
私たちの方針は不必要な出費を避けることです。
このような語も、後ろに「その内容」を置きやすい名詞です。
したがって、to V が補語Cになります。
仕事・役割・任務を表す名詞が主語になる場合
My job is to teach English.
私の仕事は英語を教えることです。
His role is to support the team.
彼の役割はチームを支えることです。
Your task is to check these answers.
あなたの任務はこれらの解答を確認することです。
この場合も、to V は主語の内容を表しています。
問題・課題を表す名詞が主語になる場合
The problem is to find enough time.
問題は十分な時間を見つけることです。
The challenge is to keep trying.
課題は努力し続けることです。
このような文でも、to V は主語の中身を説明する補語です。
be to構文とは何か
be to構文 は、基本的に
「これから……することになっている」
という意味を表します。
つまり、時間の向きとしては未来志向です。
We are to meet at six.
私たちは6時に会うことになっています。
この文は、今の時点で
この先そうする予定・決定・取り決めがある
という意味です。
be to構文で大切なのは「これから」の感覚
be to構文では、
まだ実現していないことが、前もって決まっている
という感覚が大切です。
The President is to visit Osaka next week.
大統領は来週大阪を訪問することになっています。
これは、「今後そうする予定がある」という意味です。
be to構文は予定以外の意味にも広がる
be to構文は、文脈によって
- 予定
- 命令
- 義務
- 禁止
- 運命
などの意味も表します。
ただし、根本にあるのは
「これからそうなることが定められている」
という発想です。
You are to stay here.
あなたはここにいなさい。
あなたはここにいることになっています。
You are not to use this room.
この部屋を使ってはいけません。
どう見分けるか
ここがいちばん重要です。
見分けるときは、次の2点を確認すると整理しやすくなります。
1. 「Sの内容は to V である」と言えるか
言えるなら、第2文型の可能性が高いです。
My dream is to be a doctor.
この文は
「私の夢の内容は、医者になることだ」
と言えます。
したがって、第2文型です。
2. 「これから……することになっている」と言えるか
言えるなら、be to構文です。
We are to start at nine.
この文は
「私たちは9時に始めることになっている」
となるので、be to構文です。
主語を見ると判断しやすい
第2文型になりやすい主語
- dream
- goal
- purpose
- plan
- job
- task
- duty
- policy
- problem
これらは、内容を説明されやすい名詞 です。
be to構文になりやすい主語
- we
- you
- he
- she
- the students
- the train
- the president
これらは、普通の人や物であり、
そこでは「主語の内容」ではなく、主語が今後どうすることになっているか が述べられています。
The train is to arrive at noon.
その列車は正午に到着することになっています。
train は内容を説明される名詞ではないので、これは be to構文です。
比較すると違いがよくわかる
第2文型
Our plan is to leave at noon.
私たちの計画は正午に出発することです。
これは、plan の内容 を to leave at noon が説明しています。
be to構文
We are to leave at noon.
私たちは正午に出発することになっています。
これは、これからの予定 を表しています。
例題
例題1
My goal is to improve my English.
答え:第2文型
goal は内容名詞であり、to improve my English がその内容を説明しています。
例題2
We are to improve this system by next month.
答え:be to構文
「私たちは来月までにこのシステムを改善することになっている」という、未来の予定・決定を表しています。
例題3
The purpose of this meeting is to discuss the new plan.
答え:第2文型
purpose の内容を to discuss the new plan が説明しています。
例題4
The students are to submit the report by Friday.
答え:be to構文
「生徒たちは金曜日までにレポートを提出することになっている」という意味で、予定・指示に近い内容です。
例題5
My task is to check all the answers carefully.
答え:第2文型
task の内容を to check all the answers carefully が表しています。
練習問題
次の文が be to構文 と 第2文型 のどちらか考えてみてください。
- Her dream is to become a writer.
- She is to become the leader next year.
- Their policy is to avoid waste.
- You are to wait here until noon.
- My duty is to support my family.
解答
1. Her dream is to become a writer.
第2文型
dream の内容を to become a writer が説明しています。
2. She is to become the leader next year.
be to構文
「彼女は来年リーダーになることになっている」という未来の予定・決定を表しています。
3. Their policy is to avoid waste.
第2文型
policy の内容説明です。
4. You are to wait here until noon.
be to構文
「あなたは正午までここで待つことになっている」という指示・予定です。
5. My duty is to support my family.
第2文型
duty の内容を to support my family が表しています。
まとめ
S is to V は、見た目は同じでも中身は2通りあります。
be to構文
「これから……することになっている」
という意味を表します。
- We are to meet at six.
- You are to stay here.
- The train is to arrive at noon.
第2文型
to V が補語Cとなり、主語の内容を説明する 形です。
- My dream is to be a doctor.
- Our plan is to leave early.
- My job is to teach English.
迷ったら、次の2点を確認してください。
- 「Sの内容は to V である」と言えるか
- 「これから……することになっている」と言えるか
この2つを意識すると、かなり見分けやすくなります。


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