[共通テスト英語®] 第2問 opinion / fact 型の解き方

[共通テスト英語]リーディング opinion fact 型の解き方

第2問では、本文の内容について fact(事実)opinion(意見) かを見分ける問題が出ることがあります。

このタイプの問題で最も大事なのは、次の点です。

本文に書かれていることがすべてです。

自分の常識や感想で判断してはいけません。
選択肢でopinion / factか判断できても、本文中に記述がなければ正解にはなりません。

それでも時短につながるテクニックがいくつかあるので紹介していきます。


1. fact と opinion の基本

目次

fact(事実)

fact とは、本文中で客観的に確認できる内容です。

たとえば、次のような内容は fact になりやすい。

  • 数字
  • 日付
  • 場所
  • 出来事
  • 調査結果
  • 実際に起きたこと
  • 規則・制度

例:

85% of residents responded.

住民の85%が回答しました。

これは「85%が回答した」という調査結果です。
客観的に確認できる内容なので、fact です。


opinion(意見・判断)

opinion とは、話し手・書き手の考え、評価、感想、判断です。

たとえば、次のような内容は opinion になりやすいです。

  • よい/悪い
  • 十分だ
  • 重要だ
  • 必要だ
  • 問題だ
  • 〜すべきだ
  • 〜したほうがよい

例:

We believe it is sufficient for the results to be trusted.

私たちは、その結果が信頼されるには十分だと考えています。

これは「十分だと考えている」という書き手の判断です。
したがって、opinion です。


2. fact と opinion を見分ける目印

① be動詞の後ろが形容詞なら opinion になりやすいです

形容詞は、話し手の評価や判断を表すことが多いです。

例:

The results are reliable.

その結果は信頼できます。

The food was delicious.

その食事はおいしかったです。

The chairs were uncomfortable.

その椅子は座り心地が悪かったです。

このように、be動詞+形容詞 は、評価・判断を表しやすいです。
そのため、opinion になりやすいです。

ただし、すべての形容詞が opinion になるわけではありません。

例:

This building is taller than that building.

この建物はあの建物よりも高いです。

この文の tall は、客観的に確認できる内容です。
したがって、形容詞=必ず opinion と決めつけてはいけません。

見るべきなのは、その形容詞が評価や判断を含んでいるかどうかです。


② be動詞の後ろが名詞なら fact になりやすいです

be動詞+名詞 は、「何であるか」を説明することが多いです。
そのため、fact になりやすいです。

例:

This is a survey.

これは調査です。

He is a student.

彼は学生です。

The service is an alternative.

そのサービスは代替手段です。

このように、身分・名称・制度・出来事などを述べる場合は、客観的な事実として判断しやすいです。


③ 名詞の前に評価を表す形容詞がある場合は注意します

be動詞の後ろが名詞でも、必ず fact になるわけではありません。

名詞の前に評価を表す形容詞がある場合は、opinion になることがあります。

例:

He is a good leader.

彼はよいリーダーです。

形としては be動詞+名詞 です。
しかし、good が評価を表しているため、fact ではなく opinion になりやすいです。

同じように、次の文も注意が必要です。

This is an important issue.

これは重要な問題です。

It is a serious problem.

それは深刻な問題です。

important や serious には、話し手の評価・判断が入っています。
そのため、opinion と考える必要があります。

つまり、be動詞+名詞だから必ず fact とは判断できません。
名詞の前に評価を表す形容詞がある場合は、opinion の可能性を考えます。


④ should がある文は opinion になりやすいです

should は「〜すべきだ」という話し手の判断を表します。

例:

The university should provide better services.

大学はよりよいサービスを提供すべきです。

これは事実ではなく、話し手の意見です。

次の表現も opinion の目印になりやすいです。

  • should
  • had better
  • ought to
  • It would be better to 〜

これらは「どうするべきか」という判断を表すため、opinion になりやすいです。


⑤ have to / must は fact になる場合と opinion になる場合があります

have tomust は「〜しなければならない」という義務を表します。

その義務が、規則・制度・条件として本文に書かれている場合は fact になりやすいです。

例:

All students have to pay a security deposit.

すべての学生は保証金を払わなければなりません。

これが制度やルールとして書かれていれば、fact です。

一方で、must や have to が話し手の個人的な主張として使われることもあります。

例:

The university must improve its services.

大学はサービスを改善しなければなりません。

これは、話し手の主張です。
したがって、opinion です。

ポイントは、次の区別です。

規則としての義務か
話し手の主張としての義務か

ここを見分ける必要があります。


4. 注意すべき選択肢

opinion型問題では、本文に書かれていない意見を選んではいけません。

特に、次のような選択肢に注意します。


① 本文にはあるが、別の人の意見

本文に書かれていても、設問で問われている人物の意見でなければ正解になりません。

たとえば、設問が Gordon’s opinion を問うているのに、Stephen の意見を選んではいけません。


② 本文の一部だけを使った選択肢

本文中の語句が含まれていても、内容全体が本文と一致するとは限りません。

一部だけ合っている選択肢には注意します。


③ fact を opinion のように見せた選択肢

数字や調査結果などの fact を、意見のように見せている選択肢があります。

本文で客観的な事実として示されている内容なのか、誰かの判断なのかを確認します。


④ opinion だが本文には書かれていない選択肢

もっともらしい意見でも、本文に根拠がなければ選んではいけません。

「常識的にはそう言える」ではなく、本文中に根拠があるかを確認します。


5. まとめ

opinion型問題では、まず 誰の意見か を確認します。

そのうえで、本文中の評価・判断・主張を表す表現を探します。

目印は次の通りです。

表現判断
be動詞+評価を表す形容詞opinion になりやすい
be動詞+名詞fact になりやすい
be動詞+評価形容詞+名詞opinion の可能性がある
should / had better / would be betteropinion になりやすい
have to / must規則なら fact、主張なら opinion

ただし、最終的には、

本文に書かれていることがすべてです。

自分の常識や感想ではなく、本文中の根拠に基づいて選ぶことが重要です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次