こんにちわ。先生です。この記事では英文構造を理解するための基礎知識について説明します。実は英文構造がとれない学生さんってかなり多いって思っています。特に塾や予備校に入って、困っている人は参考にしてみてください。
文の要素
まずは記号の意味を覚えよう。
主語(S):「~は」/ 「~が」と訳すことが多い。
目的語(O):「~を」と訳すことが多い。
補語(C):2文型は「S = C」、5文型は「OがCする」になる。
修飾語(M):他の語句に説明を加える。
英語の品詞
品詞の役割を最低限は覚えよう。
動詞:動詞によって文型が決まる。
名詞 :S、O、C または、前置詞の目的語になる。
形容詞:C または、名詞を修飾するMになる。
副詞:名詞以外を修飾するMになる。
前置詞:原則、名詞と結びついて句を構成。副詞句か形容詞句になる。
接続詞:S + Vをともなって節を構成。副詞節になることが多い。
節と句
かたまりの名前を覚えよう。
節:S V(文構造)を含むかたまり〈主節、従属節、関係詞節、疑問詞節など〉
句:S V(文構造)を含まないかたまり〈前置詞句、不定詞句、動名詞句、分詞句など〉
目標
英文を解釈(特に和訳)するときは、ひとつひとつの語句の役割を意識的に考えることが大切です。
特に名詞はS、O、C、前置詞の目的語のいずれかになります(同格などの例外はあり)。なにをしていいかわからない場合は、名詞に役割を与えること、かたまりの範囲を意識すること。まずはここからはじめてみるといいのではないかなと思います。
英文解釈は自学がなかなか厳しい分野だと思います。学校の授業で英文を解釈する先生に出会えていないのであれば、塾や予備校、映像講義などで、ちゃんと英文解釈を教えて下さる先生に出会うことが難しい英文を読むマイルストーンになると思います。