大学受験に向けて  12月にやっておきたい知識の総整理

 知識マーカー大作戦

 12月になりました。

 共通テストまでラストスパートのこの時期。勉強方法であれこれ迷うのもこの時期。教科書(テキスト)の復習だけでなく、過去問(赤本)もやらないといけないし、共通テスト対策もやらないと。

それは英語だけの話でなく、文系であれば現代文(古文も漢文も)と世界史、日本史、倫理・政経、理系であれば数学と物理、化学、生物、地学。国公立志望者はそのどっちも。

 

そりゃテンパる。テンパるに決まっている。

 

この時期の学習で1番大切なことの1つに、優先順位をつけるというのがあります。残り時間が限られているなかで、やらなくていいことに時間を割かないということは、とても大事なことです。

 

そこでオススメしているのが単語帳、文法・語法問題集、知識系の教科書(テキスト)の知識系のものやらなくていいことを可視化するためのマーカー入れの作業です。

 

これを知識ローラー大作戦とでも呼んでおきましょう。
マーカー大作戦

 

手順

1.試験日(共通テスト)まで絶対に忘れない知識(問題)にマーカーを入れる

2.すべての知識(問題)にマーカーが入るまで繰り返す

3.覚えられないものは単語カードに移す

ポイントはわからないものにマーカーを入れるのではなく覚えたものにマーカー入れること。さらに、その基準が試験日(共通テスト)まで忘れないという自己判断をすることです。

 

わかっていることをだらだらと繰り返しても生産的ではありません。どこかで「もうやらない」と判断することで、新しいことをする時間が確保できます。特に繰り返し繰り返し学習してきたものでやると効果的でしょう。ちゃんと1冊やり切ったっていう実感は試験を受けるとき思いのほか心の支えになったりするものです。

最後の1分1秒まであきらめずに貪欲に知識をつけていきましょう。 

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