共通テストR(リーディング)で解答の際に気を付けないことをつらつらと書いてみようかと。ここでは授業でよく話していた精神論的なものをまとめてみました。
心得1
普通に「読んで」「訳して」「解く」。それ以上でもそれ以下でもないのです。特に共通テストRは語彙を含めて難しい知識は必要ありません。難しいことは考えなくていいので、ちゃんと語彙力をつけて、英語をおおきなカタマリでとらえ英語を英語のまま理解できるようになる。それが1番の対策になります。だから、本番も余計なことを考えすぎず、普通に「読んで」「訳して」「解く」。それでよいのです。
心得2
満点をとる試験ではないことを自覚せよ。目先の2、3点より、その後の「解ける」数十点をとる。約5500words以上(設問含む)の英文を読み解答していくのは骨が折れる。なかには難しい設問が含まれており、全体的に平易な問題がほとんどの共通テストでは、そういった問題が「地雷」になることが多い。だって、時間をかければ解けそうなんだもん。でも、それが罠である。共通テストRは後半に行くほど分量が増える。前半の時間の浪費は後半の問題での失点につながるのだ。だから、ちょっとペンが止まったら、解答に時間がかかると思ったら思い切ってあきらめよう。時間が余ったら、戻ってきて解きなおせばいい。それくらいの心持ちが精神衛生上バランスがいいと思うのです。
心得3
絶対にあきらめない! 結局これが1番大事。80分集中して解き切るのは本当に大変なこと。1日中試験で拘束されることなんて人生でそんな多くない。あんなの苦役でしかないない。それに好きでもない勉強ずーっと続けてきた。やっぱり受験生って本当にエライのだ。 共通テスト英語の試験は初日の最終科目。この段階で心身ともにぼろぼろだろう。緊張もあるし、この段階でいろいろ思うところもあると思う。つい弱気になる瞬間もあるかもしれないけど、そこは精神論!絶対にあきらめない。どんなアニメの主人公だってあきらめることはない。あきらめたら物語がそこで終わってしまう(安西先生)から。5分を軽んじない。最後の1秒まで正解にたどり着くために英文と設問に向き合おう。
まとめ
センター試験時代を振り返ってみると、本番だから舞い上がって余計なことをして実力を出し切れなかった受験生が多々いました。「センター試験には魔物が棲んでいる」という格言は一部で有名です。そんな魔物に負けないためにも、「本番はいつも通り」なのです。だから、「欲を出さない」、でも「あきらめない」。そんな心持ちで80分間挑むとよいんじゃないかなと思います。