
こんにちわ。とある予備校の講師です。ICLについて聞かれたので、手術過程と経過報告いたします。結論は、3か月経過しましたが、まったく問題なく視力良好です。0.1なかった視力が安定して1.5はでています。
ICLとは
簡単に言うと目の中に埋め込む一生使えるコンタクトレンズ。いちいち取り外ししなくていいから、人生のQOLがあがります。
ICL(眼内コンタクトレンズ)は、ソフトコンタクトレンズに似た素材の眼内レンズです。眼内の虹彩の後ろに眼内レンズを挿入することで屈折力を変え、近視・乱視を矯正します。眼の内側にレンズが入るため、コンタクトレンズのように日常生活の中で外れてしまうこともなく、異物感もまったくありません。裸眼と同じ快適さで視力が回復します。
費用
新宿近視クリニック(湘南美容クリニック系列)でのICLの費用・値段両眼
460,000円(税込)
いや、消費税の高さ😣
申込日の翌日に楽天とのコラボキャンペーンがはじまったので電話して適応してくれません?って頼んだら快諾してくれ62,000円も安くなりました😊年に2,3回実施しているキャンペーンのようです。なぜ楽天ポイントカード持ってるだけで、こんなにも安くなるのかは不明。ほんとこの業界の料金体系ってザルだなと実感。
なぜICLを選んだか
高校生からソフトコンタクトの使用を始めました。当時は2weeksのコンタクト使っていました。この仕事をはじめて、目が乾くのと毎日洗浄するのが面倒くさくなって、メダリストのワンデー(下位モデル)に変更。それを10年近く何の問題もなく使用してきました。
それでよかったのに、昨年、生コンタクトなる存在をCMで見たときに、どうしても気になって、一回試しに着用してしまったのです。めっちゃ快適。目に入っている感覚がない。「人は生活水準をあげると、下げることができない」とはよく言ったもので、安いモデルのコンタクトがごろごろするように感じてしまったのです。そうなると、もう高いモデルしか使えません。生コンタクトよりも相性が良かったアキュビューオアシスを購入。ここで一気に値段は2倍強に跳ね上がる。
ただ、毎月5,000円以上の出費にイライラしてきて、そんなときにICLの存在を知ったのでした。
正規の値段で8年使えば元が取れる。
さらに楽天キャンペーンで安くなって、さらに、さらに、確定申告時、医療費控除で数万単位で返ってくる。
そして、コンタクトの不快感が消える。朝、時間かけてコンタクト入れなくていい。
長期投資の視点から、ほんとメリットが多いってことで、手術することを決めました。特にデメリットがなかったのも大きい。
適正検査
1月19日。適正検査のため病院へ。ここでの注意点は、検査日前の3日間、コンタクトレンズの使用ができないことです。久々に眼鏡をかけて授業をした😓
検査内容は視力測って、眼圧測って、散瞳検査して、目のサイズ測って、ドクター診断があって、最後カウンセラーと術日決めて説明があって、料金支払って終了。全額出なくてもいいが前金は必要。全体で3時間かからない程度でした。
散瞳検査しているので近くがかなりぼやけます。5時間はもとに戻らないので、その後の仕事は厳しいかも。まあ、気合と根性があればテキストの小さな文字も見えるので(嘘)、そのまま授業をしたのは、我ながらさすがというしかないでしょう。
当日の流れ
2022年2月21日に手術。執刀医がコロナになったため、術日が2週間ズレるというアクシデント発生😣コンタクトを追加購入したのには、かなりイラっとしたがあのご時世。仕方ない。
当日は術日のみコンタクトレンズの使用は禁止、4日前から日に4回目薬を差す任務あり。目薬忘れないようにするのが大変でした。
術前
看護師さんに目薬を5分おきくらいに打たれる。しみるなー。くらいが感想。
その後、個室に移って、さらに目薬を追加。ここで麻酔の目薬も。しみるなー。くらいが感想×2。もちろん別に痛くない。担当看護師さんが新人っぽい、かわいい。
術室に行く前に、「術中は私が付いているので、何かあったら声をかけてください」って言われてキュンとする🙉
術中
担当は女医さん。この病院(新宿近視クリニック)は執刀医が2人しかいない。だから新人に執刀されるみたいなことなかったから、その点は安心。
さあ、手術開始。実際、死ぬかと思ったね。30分に満たない拷問だ。
事前のカウンセリングでは「目が押されている気持ち悪い感覚とまぶしさがあります。痛みはほぼないです」って言われた。この説明にウソはひとつもなかった。でも、ただただ辛かった。
まず片目がテープで固定されるの。「もっと目を大きく開けてください」って言われ「こちとら目が細いんだよ」と思いつつ。で、固定されたここから苦痛。もう一回言うけど痛くはない。ただ瞬きできないの。そりゃ、固定されてるから。
・思いっきり光が目に入る。まぶしい。目に力が入ると、力抜いてと言われる。まぶしいは不快。
・目にマーカつけられて触られ洗われる。つらい。
・そこから目を切って、コンタクト入れておわり。ここにつらみはない。なぜなら、もう精神は死んだから。
・片目10分もかかっていないが体感は永遠。そして、ここからもう一セット。このときは心の中で泣いてました。
・せんせは上手。ほんと手際良し。
術後
なんとか生還。削られた魂の回復に努めましょう。
・めちゃめちゃごろごろ感あり。ハードコンタクト入れたときよりもひどかったかも。左右差があって特に左目はゴロゴロで重くて霞む
・ハローグレア(目の中に輪っかができる)もひどい
・術日は仕事無理。視界が非常にぼやけるパソコン使った書き物なんてムリムリ。
術後は家に帰って寝たほうがベターでしょう。午前中に手術が終わって夜8時くらいには、これらの諸症状はなくなり、比較的クリアな視界になってました。
経過観察
3種の目薬を朝晩点眼と内服薬(抗生物質)の服用が必要。痛み止めも出してくれましたが使わず。
翌日
ほぼ視界に問題なし。ちょっとハローグレアが残る程度。
1か月検診
視力は両目ともに1.5。ハローグレアもほとんど出なくなりました。
以上。報告になります。